当店でもブリーチ施術をするお客様が増えました。今回はブリーチをした方がスタイルチェンジする際の注意点です。
ブリーチとパーマは、基本的に同時施術が難しいとされています。
これは、どちらのメニューも、髪の表面を保護しているキューティクルを剥がしてしまうメニューだからです。
このキューティクルはいったん剥がれると、元に戻ることはありません。
ブリーチもパーマも、薬剤をつけてキューティクルを一旦めくる施術になるため、同時にすると髪の毛を傷める原因になります。
また、ブリーチの薬剤を髪につけると、キューティクルが剥がれ、髪がスカスカした状態になります。
その状態のままパーマをかけると、最悪の場合チリチリ毛になってしまいます。
さらに、パーマのかかりが弱まってしまうこともあるので、注意が必要です。
○ブリーチした後にパーマをかけたい場合○
ブリーチは、メラニンの色素を抜いてしまうハードなメニュー。
パーマより髪のダメージが大きいのが特徴です。
ブリーチした髪にパーマをかけたいなら、ブリーチした髪が生え変わるまで待ちましょう。
こまめにサロンでカットしながら、ブリーチした毛がなくなるまで待つのがベストです。
※ブリーチ後にカラーを入れる「ダブルカラー」を施していると、ブリーチした髪だと気づかない場合があります。
サロンでは、ブリーチしたことをきちんと申告しましょう。
○パーマをかけた後にブリーチをかけたい場合◯
パーマ後のブリーチすることは、おすすめではありません。
美容院でパーマをかけた後、セルフでブリーチするのは特に×。
ブリーチは時間や髪質次第で、脱色の具合も大きく変化します。
素人には脱色具合が分からないうえ、セルフでブリーチすると、思った以上に髪を傷めてしまうこともあります。
また、パーマがとれてしまうだけでなく、髪がチリチリになってしまい、取り返しがつかない事態に発展してしまう場合もあります。
結論としてブリーチとパーマは、基本的に同時施術はできません。