暖かくなり、嬉しい反面花粉に悩まされてる方は多いのではないでしょうか?
私もその一人です。
花粉が着きやすいのはどこだと思いますか?実は髪の毛なのです。目や口や鼻のまわりの髪の毛に花粉が着くと吸い込みやすくなってしまいます。
髪の毛は触るとツルツルしていますが、顕微鏡で見てみるとタンパク質の層がうろこ状になっています。これを「キューティクル」といいます。キューティクルは乾燥するとふわぁ〜っと開きますが、この状態で髪の毛が擦れ合うと大量の静電気が生じてしまいます。静電気は小さな花粉を引き寄せ、開いたキューティクルに引っかかり、髪の毛には大量の花粉が付着して残ってしまうことになります。
〇家に入る前に髪の毛の花粉を落とす
〇帰ったらお風呂に入って髪の花粉を落とす
女性でも男性でもしっかりトリートメントをしましょう。リンスは毎日した方がいいでしょう。それだけで髪に付着する花粉を減らすことができます。髪が傷んでいると、キューティクルがめくれたり、はがれたりして、静電気を帯びやすくなります。ヘアケアをして健康で美しい髪を保つようにするのは、花粉症対策としても有効です。
〇花粉が着きにくいスタイル
髪につく花粉を少なくするには、髪をできるだけタイトにまとめることが大切です。前髪が短くてねじれない方は、顔にかかる部分だけピンでとめても◎。長い髪をまとめれば静電気も起きにくく、花粉がつく面積も小さくなります。髪が肩より長い方は、ポニーテールを作った後に低い位置でお団子を作るシニヨンや、ハーフアップから毛先を隠すようにねじったギブソンタックで髪をまとめるといいでしょう。
髪につく花粉を最小限に抑えるには、「髪をコンパクトにまとめること」と「静電気を起こさないこと」の2つが重要です。
髪のダメージがひどい方は美容室でケアをしたり、傷んだ毛先を切って髪を短くしたりしてもいいですね。
忙しい朝は髪をひとつに束ねるだけでも髪同士の摩擦が減り、花粉がつきにくくなります。ツラい花粉症でお悩みなら、ヘアアレンジでお試しください♪